「百花斉放」の込められた思い

【連続投稿418日目】

 

 百花斉放と書いて「ひゃっかせいほう」、と読みます。

たくさんの花がいっせいに開くこと。転じて、学問や芸術上の議論などが自由に活発に行われること。

 

多くの方議論に参加し、みんなの思いが花開く思いを込めて、書初めでこの言葉を選んだ方がいました。

 

活発な議論の様子だけでなく、みんなの思いが叶うこと。みんなの才能が一斉に花開くこと。こうした状況でも使えそうな気がします。

そして、議論だけでなく、行動が活発に行われている様子も表しているように思います。

みんなが同じ方向を向いて、それぞれが行動している様子。

お互いが助け合いながら、失敗を恐れず前向きに動き回っている様子。

それぞれが、自分ができることをまじめに楽しく取り組んでいる様子。

 

ひとつの言葉から、様々なイメージが膨らみます。苦境にあえぎながらも前を向いて頑張っている声が聞こえてきます。

 

様々な色のバラが一斉に咲いている時期、素敵な言葉に出会いました。