いつの時代もあせない、学生の落書き

【連続投稿458日目】

 

全ての道はローマに通ず。

 

手段は異なっていても目的は同じ事を意味する有名なことわざですね。

 

では、これはいかがでしょう?

「全ての道がローマに通じるなら、ドン・キホーテよ、デタラメに行け。」

 

おそらくほとんどの方はご存じないでしょう。大学紛争まっただ中、とある教室の黒板に書かれていた言葉だそうです。

 

当時の状況を知る由もありませんし、学生がどのような想いで書いたのかわかりません。なので大学紛争を肯定するつもりもありませんし、この学生に肩入れするつもりもありません。

 

ただ、閉塞感ある時代において、どうせ人生最後は死ぬのなら、失敗を恐れず思い切ってやりたいことをやろう、という思いが込められているのかもしれません。

 

その手段は合法的であることが前提であることは言うまでもありません。

 

大学紛争から半世紀以上たった現代。閉塞感や時代の変わり目に生きている我々にとって、身に染みることばではないでしょうか。

 

どうせたった一度の人生、思う存分楽しむために、失敗を恐れず色々なことに挑戦しましょう。いくつになってからでもチャンスはあります。