ブームに乗らなくても時流には乗ろう

【連続投稿1054日目】

 

「全く同じ風が吹いていても、東に進む船もあれば、西に進む船もある。進路を決めるのは、風向きではない。帆の張り方なのである。」

 

byデニス・ウェイトリー

 

「成功の心理学」で有名な人間行動学者です。

 

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ビジネスにおいて、時流を読むことは非常に重要になってきます。時代の風を感じて、どちらへ進んでいくか、自分なりに考えることが大事だと言っています。

ではここで言う時流とは、何でしょうか?

同じような言葉に「ブーム」があります。しかしこの言葉は、一瞬で盛り上がり、すぐに冷めるときに使うのが通常です。

タピオカが流行ったときもブームでしたよね。そんなに長続きしないだろうと言われていたのにタピオカのお店が乱立しました。

昨年はclubhouseもブームでした。facebookのタイムラインにはclubhouseネタがあふれていました。今はどうなっているのでしょう。

 

これに対して、時流は、マクロ的な環境の変化と考えることができるのではないでしょうか。

コロナ禍はまさしく時流でしょう。この変化がブームだと思っている人はもはやいないのではないでしょうか。テレワークが急速に浸透しました。コロナが落ち着いたら元の働き方に戻そうと考えている経営者がいるなら、そんな会社は早晩従業員から見放されるはずです。時流の変化に敏感でないと判断されるのがオチですからね。

 

少子化、高齢化もマクロ的な時流です。人口動態は角度の高い将来予測として知られています。この流れをどのようにとらえるか。それをご自身で考えていくことが大事なのです。