働きアリの法則、2:6:2

【2月14日 連続投稿1847日目】

 

2:6:2の法則。組織を論じる場面では有名な話ですね。働きアリの法則、とも言われています。よく働く、普通に働く、働かない比率ですね。ただこれは、能力がないから働かないのではない。よく働く2割が疲弊した時、不測の事態が起きた時に交代要員として常にスタンバイしているとも言われています。

よく働く2割は反応式位置が低いため、すぐに反応する。だから動いて回る。働かない2割は反応式位置が高いためなかなか腰が重い。それがバッファの役割を果たしているとも言えます。

ただ、組織で言われる2:6:2は、どうもそうではなさそうです。優秀な上位2割が全体を引っ張り、その2割がいなくなったらどうしようもなくなってしまう。組織が瓦解してしまうと思われているかも知れません。組織力を上げるために、働かない2割に辞めてもらったとしても、残った人員ではまた2:6:2がどうしても生まれてしまいます。逆に優秀な2割が辞めても同じことが起きます。

 

つまりは、全体の底上げが必要なんですね。2:6:2が生まれても組織力が高ければ、全体的に活性化するのではないでしょうか。