「ティール組織」を自分の使命の観点から読んでみる。

【連続投稿507日目】

 

最近、また「ティール組織」(フレデリック・ラルー著 鈴木立哉訳 英治出版

2018年)を読み返しています。

読書の面白いところは、再読するときは、前に読んだときと違う印象や感想を持つこと。なんでこんなところに線を引いてるんだ?前回はこの部分はスルーしたんだな、などなど。前回から今までの経験や、インプットした知識に応じて自分自身が変化したからこそ理解の仕方が変わる、つまりはより深まることになるわけです。

 

そして、ティール組織。前回はどうしても組織論の成り立ちや組織そのものについて目が行ってしまいました。

今回目を付けた個所。それは、人そのものの進化型(ティール)。例えば、人生は、自分の本当の姿を明らかにする旅という節があります。そこで、進化型パラダイムでは、内面の正しさを求める旅を続けると、自分が何者で、人生の目的は何か、という内省に駆り立てられる、と記されています。

 

また、進化型パラダイムに従って活動している人は「大使をいただいているが、野心的ではない人」と説明されています。

自分の本質に迫り、自分の使命に向かって努力するというのがその原動力となります。

 

意思決定の基準が外的なモノから内的なモノに移行します。自分の内面に照らし合わせてその行動、判断は正しいのか。それはまさしく価値観であり、自分の使命です。

 

こうした人たちが集まることで進化型、つまりティール組織になる。

組織の前に、自分がどうありたいか。

 

まるで、昨日の半沢直樹のセリフのようですね。

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