【連続投稿1071日目】
人の嫌がることが仕事になる。
誤解を恐れずに解釈すると、「ニッチを狙」と言っているようなものです。
ニッチが全て人が嫌がっていることではありません。ただ含まれていることは確か。ある人が、予備校の小論文講師をやってその道の第一人者になりました。現代文の先生は小論文を作文の延長だと考えていた。しかし実際の入試では作文では合格できない。しかも小論文授業では採点が必要。工数はかかるし受験対策も難しいので誰もやりたがらない。そこにチャンスがあると思ったそうです。
野村克也さんが、キャッチャーが弱いチームを選んでプロ入りしたことは有名ですね。
あるポジションが弱い、そこになり手がいない。では自分がそこで活躍すれば不動のポジションを得ることができる。
誰もやりたがらない地味な仕事でも、ニッチな場所で輝くことができれば、その道のプロになっていきます。
会社でも、誰もがやりたがらない仕事を新人などに押し付けます。押し付けられた人は、なんでこんなことを自分が、と思いがち。しかしどんな嫌な仕事でも、与えられたらチャンスです。チャンスと思わなければだめです。不貞腐れたら、自分が成長する機会を逸してしまいますよ。