逆走するエスカレーターを昇り続ける。

【連続投稿1547日目】

 

先週「経営に役立つコーチング」と題したセミナーの収録を行いました。その中で紹介したのが、中小企業庁の「伴走支援の在り方検討会報告書」です。

 

経営環境の変化が激しい時代における中小企業支援の在り方として、課題設定型の伴走支援の重要性が増す、と示しています。不確実性が高まり、その変化は「不可逆的変化」つまり元には戻らないということですね。新型コロナによる変化、人口減少、デジタル技術、SDGs、CN・・・。コロナを一例にしても、5類になったからと言って、コロナ前の2019年の状況にすべてが戻るかと言ったらもうそんなことにはならない。全く新しい環境に変化しましたよね。国もはっきりと「企業には環境変化に迅速、柔軟に対応する『自己変革力』が必要」を明記しています。

 

環境の変化に柔軟に対応する。口で言うほど簡単ではないものの、常に変わり続けないと置いて行かれてしまいます。例えて言うなら、エスカレーターを逆走しているようなもの。(良し悪しはここでは置いときます。)

下りのエスカレーターを昇ろうとすると、上り続ける動きをしないと、現状維持もできないですよね。動きを止めたら流れに沿って下に行ってしまいます。

 

変わることを恐れず、大胆に進んでいきたいものですね。