老子の言葉。魚を食べるか、釣り方を学ぶか。

【2月23日 連続投稿1856日目】

 

老子の有名な言葉「貧しい人に魚を与えればその人は1日の食糧には困らないが、魚の取り方を教えれば、その人は一生食うに困らない」。

 

成果を生む方法は何か、問いかけているわけですね。直接的な答えをすぐに聞けば、その場での問題は解決します。しかし解決方法を理解しないと、次に同じような問題が起きた時に、自分自身では解決できません。

 

勉強でも同じ。高校受験の時に、公式ばかり覚えさせる授業と、その公式がどうやってできたのか、公式を使わずに問題を解く授業を受けた時。理解度の差は歴然でした。

 

本質を理解する、この点においては求められる成果物が変わっても、プロセス面では変わらないですよね。いつの時代においても。

 

答えを知っている人も大事ですが、答えを導き出す人とどれだけであるかがより重要になってくると思っています。