【連続投稿603日目】
スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」。1989年アメリカで初版、1996年日本で翻訳版が出版されました。2018年の時点で44か国語に翻訳され、全世界3,000万部、日本でも累計200万部となる、世界的なベストセラー本です。
自己啓発本として、読まれた方も多いと思われます。
7つの習慣とは。
1.主体性を発揮する
2.目的をもって始める
3.重要事項を優先する
4.WINWINを考える
5.理解してから理解される
6.相乗効果を発揮する
7.刃を研ぐ
2の目的をもって始める。
これはありたい姿、実現したい姿を描き、現状とのギャップを把握する。そのギャップを埋めるためにバックキャスティングで課題解決に向けて行動していく(と理解しています)。
3.重要事項を優先する。これは有名な時間管理マトリックスですね。緊急ではないが重要なことに時間を振り向ける重要性を説いています。
何か行動していると、たいがいこの7つに集約されるのではないでしょうか。ビジネスだけなく、友達、夫婦、親子関係で悩んでいてもこれらの考え方が活用できそうです。
自分自身の体験を、この習慣のどれかに当てはめるだけでなく、悩んだときにどの習慣を活用すれば解決できるか。この両方から意識すると自然と習慣化されるはずです。
本自体は480ページほどで分厚い部類に入るでしょう。ただ最初から最後まで一字一句読む必要はなく、それぞれの習慣項目を拾い読みするだけでも十分です。長い年月をかけて、何度でも読み返しながら習得していく本です。
改めて、読み返してみたくなりました。